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カウンセリングで自分の困りごとではなく、他人の抱えている困りごとについて相談したいと思う方は少なくありません。
身近な人の問題というのは、自分のこころや生活に大きな影響をおよぼすものです。そのため、そのことについて誰かに相談したくなるのは当然でしょう。
しかし、カウンセリングでそのようなことについて話してもいいのかと躊躇する方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カウンセリングで「他人の問題」について相談することについて解説したいと思います。
カウンセリングで「他人の問題」を相談してもOK
最初に結論をお伝えすると、カウンセリングで「他人の問題」について相談することは何の問題もありません。
「他人の問題」について相談したいと思う方の多くは、その問題によって自分の生活や気持ちが大きく影響を受けているのでしょう。
それは「他人の問題」によって困っているという状態です。だからこそ誰かに相談したいと思うのでしょうし、そういった困った状態というのはカウンセリングで扱うことが可能です。
カウンセリングで話される「他人の問題」にはどんなものがあるの?
カウンセリングで話される「他人の問題」は、家族や恋人、友人といった身近な人が次のような困りごとを抱えているケースが多いです。
例えば以下のようなものです。
上には書かれていないものもありますが、いずれも、何らかの解決しがたい困りごとを抱えている状態が続いている…といったことが多いように思います。
また「うまく言葉に出来ないけれど、何か相手に問題がある気がする…」といった漠然としたものである場合もあるでしょう。もちろんそれも相談の対象になります。
カウンセリングではどんなことに焦点を当てるのか
では、カウンセリングで「他人の問題」について相談するとき、どのようなことについて焦点があてられるのでしょうか。
多くの場合は次のようなものになると思われます。
基本的には、自分が「他人の問題」についてどのように感じ、考えているのかを明確にし、それに基づいてどう行動していくかを検討することが中心となるでしょう。
その過程において、カウンセラーはあなたが感じること・考えることをサポートし、時に専門的な知識に基づいた助言をすることによって、あなた自身が対処できる力を高めていくお手伝いをしていきます。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
カウンセリングで「他人の問題」について相談することについて解説しました。
人は人と関わり合いながら生きています。関りの深い他人の困りごとは、時に、自分の困りごとになるものです。
そういった場合に、カウンセリングを1つの選択肢として検討して頂ければと思います。
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。